エラー制御演算子
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ここではエラーの出力を制御する「エラー出力演算子」を紹介します。
エラー制御演算子
エラー制御演算子はアット記号「@」を使います。
式(変数や関数など)の前に「@」記号を付けるとその式からのエラーを無視するので、エラーが出力されなくなります。既知のエラーをわざわざ表示させたくない場合などに利用します。
サンプルスクリプト
<?php // ファイルの読み込み file(input.txt); ?>
実行結果です。指定したファイル(ここでは、input.txt)がない場合は以下のようにエラーが出力されます。
Warning: file(inputtxt): failed to open stream: No such file or directory in /Users/webkaru/error-control-operators.php on line 3
エラーを出力させたくない場合はエラー制御演算子「@」を使いましょう。
<?php // ファイルの読み込み @file(input.txt); ?>
こうすると、ファイルがない場合でもエラーが出力されなくなります。
※ エラーが表示されなくなるので、スクリプトのバグを探すのが困難になります。エラー制御演算子は慎重に取り扱いましょう。
次は「演算子の優先順位」をみてみましょう。