if、else、elseif - 条件分岐
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ここではPHPの基本構文「if、else、elseif」を使った条件分岐について解説します。
if - 条件分岐
if、else、elseif とは、PHPスクリプトを条件によって振り分けるための制御文です。条件によって異なる処理を行う場合に利用し、頻繁に利用します。
ひとつの条件を満たす場合にのみ処理を行う場合は「if」を使って、以下のように記述します。
if( 条件 ) {
/* 条件を満たす場合に行う処理 */
}
ひとつの条件を満たす場合/満たさない場合に異なる処理を行う場合は「else」を使って、以下のように記述します。
if( 条件 ) {
/* 条件を満たす場合に行う処理 */
} else {
/* 条件を満たさない場合の処理 */
}
複数の条件がある場合は「elseif」を使って、以下のように記述します。
if( 条件① ) {
/* 条件①を満たす場合に行う処理 */
} elseif ( 条件② ) {
/* 条件②を満たす場合に行う処理 */
} else {
/* 条件①も条件②を満たさない場合の処理 */
}
あるいはコロン「:」を使って以下のように記述することができます。
if( 条件① ) : /* 条件①を満たす場合に行う処理 */ elseif ( 条件② ) : /* 条件②を満たす場合に行う処理 */ else : /* 条件①も条件②を満たさない場合の処理 */ endif;
サンプルスクリプト
それでは「if」のサンプルスクリプトをみてみましょう。
<?php
$a = 15;
if( $a < 10 ){
echo "10より小さい \n";
} elseif( $a < 20 ){
echo "10以上で 20より小さい \n";
} else {
echo "30以上 \n";
}
?>
変数「$a」の値は「15」なので、以下のような実行結果になります。
実行結果です。
10以上で 20より小さい
変数「$a」の値は「15」なので、このような結果になります。
変数の値を変更したり、条件を変更してスクリプトをカスタマイズしてみましょう。
次は「switch、case - 条件分岐」をみてみましょう。