php.ini の設定
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PHPの設定ファイル(php.ini)の設定について解説します。プラットフォームによって、php.iniの場所が異なるので、利用しているプラットフォームのphp.iniの場所を確認しておきましょう。
目次
- php.iniファイルの場所
- error_reporting - エラーのレベル
- precision - 小数点以下の桁数
- date.timezone - タイムゾーン
- mbstring - 日本語環境の設定
- output_buffering - 出力バッファリングの設定
- session.name - セッション名を設定
- session.auto_start - セッションを自動的に開始
- mysql.default_socket - MySQLのデフォルトソケット
php.iniファイルの場所
Windows - XAMPP
XAMPPのphp.iniファイルの場所
Mac - MAMP
MAMPのphp.iniファイルの場所
Mac
デフォルトで用意されている「/etc/php.ini.default」をコピーし、パーミッションを変更してから編集しましょう。
$ sudo cp /etc/php.ini.default /etc/php.ini $ sudo chmod 644 /etc/php.ini
Debian
/etc/php5/cli/php.ini
CentOS
/etc/php.ini
エラーのレベル
「error_reporting」では表示するエラーのレベルを設定します。
error_reporting = エラーのレベル
エラーのレベル | |
---|---|
E_ALL | すべてのエラーを表示 |
E_NOTICE | 軽微なエラーを除いたエラーを表示 |
precision - 小数点以下の桁数
表示する小数点以下の桁数を指定します(初期設定は14)。使用例 » 円周率の値を取得。
precision = 数値
timezone - タイムゾーン
タイムゾーンを設定します。
date.timezone = "Asia/Tokyo"
mbstring - 日本語環境の設定
output_buffering - 出力バッファリングの設定
出力バッファリングの設定です。この設定を有効にすると全てのPHPスクリプトでバッファリングが有効になります。
出力バッファリングの有効に。
output_buffering = On
出力バッファリングの無効に。
output_buffering = Off
セッション
session.name - セッション名を設定
セッション名の設定です。デフォルトでは「PHPSESSID」が設定されています。
セッション名には「英数字」のみ利用可能です。
session.name = セッション名
session.auto_start - セッションの自動開始
セッションの自動開始の設定です。この設定を有効にすると全てのPHPスクリプトでセッションが自動的に開始されます。
セッションの自動開始を有効に。
session.auto_start = 1
セッションの自動開始を無効に。
session.auto_start = 0
MySQL
MySQL関連の設定です。
mysql.default_socket
MySQLのデフォルトソケットを指定します。
ref. » MySQLソケットエラー
例えば、以下のように設定します。
mysql.default_socket = /var/lib/mysql/mysql.sock
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