MySQLの設定 - WordPressのインストール
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WordPressは投稿した記事や設定などを保存するためのデータベースとしてMySQLを利用します。そのために必要な初期設定をしましょう。WordPressのインストール記事は少し長くなったので3部構成です。今回は「2. MySQLの設定」を説明します。
WordPressのインストール:目次
1. Apache、MySQL、PHPのインストール
2. MySQLの設定
3. WordPressのインストール
MySQLの起動と動作確認
まずは、MySQLを起動しましょう。
# /etc/init.d/mysqld start
MySQLが起動しているか確認します。確認方法は2つあります(どちらか一方で確認すればOK!)。
1. ps(プロセス)コマンドでMySQLのプロセスが動いているかを確認。grepコマンドの詳細はこちら。
# ps axf | grep [m]ysqld 60966 pts/0 S 0:00 /bin/sh /usr/bin/mysqld_safe --datadir=/var/lib/mysql --socket=/var/lib/mysql/mysql.sock --pid-file=/var/run/mysqld/mysqld.pid --basedir=/usr --user=mysql 61083 pts/0 Sl 0:00 \_ /usr/libexec/mysqld --basedir=/usr --datadir=/var/lib/mysql --user=mysql --log-error=/var/log/mysqld.log --pid-file=/var/run/mysqld/mysqld.pid --socket=/var/lib/mysql/mysql.sock
grepコマンドのパターンで利用している[m]ysqldの[ ]角括弧(かくかっこ)はgrep自身を除外するために利用しています。詳細はこちらからどうぞ。
» psをgrepした結果からgrep自身を除く方法
2. mysqladminコマンドでMySQLにpingで生存を確認。
# mysqladmin -u root ping
mysqld is alive ← aliveになればOK!
次に、Apacheと同様にOS起動時にMySQLが自動起動するように設定します。
# chkconfig mysqld on # chkconfig | grep mysqld mysqld 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
MySQLのrootパスワード設定をします。詳細はこちらからどうぞ(既に設定済みの方は飛ばして下さい)。
» MySQLのrootパスワード設定
WordPress用のデータベースとユーザー作成
MySQLにWordPress用のデータベース(wp)とユーザー(wp)を作成します。
# mysql -u root -p
Enter password:
mysql> create database wp;
Query OK, 1 row affected (0.04 sec)
mysql> grant all privileges on wp.* to wp@localhost identified by 'wp用の任意パスワード';
Query OK, 0 rows affected (0.06 sec)
以上で、「2. MySQLの設定」は終了です。次回は、いよいよ「3. WordPressのインストール」です。
» Apache、MySQL、PHPのインストール
» WordPressのインストール