配列の先頭に要素を追加・削除 - array_unshift()、array_shift()
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プログラミング言語PHPで、指定した配列の先頭に要素を追加する関数 array_unshift()、配列の先頭から要素を削除する関数 array_shift()を紹介します。
array_unshift関数
int array_unshift ( array &$array , mixed $var [, mixed $... ] )
指定した配列の先頭に要素を追加します。
引数 &$array 先頭に要素を追加する配列を指定します。 参照渡し(&が付いてる)なので、引数として渡した変数自体が変化します。 要素追加後、配列の文字列キーは維持されますが、数値キーは振り直されます。 $var[, ...] 追加する要素の値を指定します。
返り値
要素追加後の配列要素数が返されます。
サンプルコード
指定した配列の先頭に要素を追加するサンプルコードです。
array_unshift( 配列, 追加する値 [, ...] )
<?php /* 配列を定義 */ $a = array('Squid', 'a'=>'SOCKS', 'Proxy'); print_r($a); /* 配列の先頭に要素を追加 */ var_dump( array_unshift($a, 'SSH') ); print_r($a); ?>
実行結果です。
要素追加後の配列要素数が返され、配列の先頭に要素が追加されます。
要素追加後、配列の文字列キーは維持されますが、数値キーは振り直されます。
Array ( [0] => Squid [a] => SOCKS [1] => Proxy ) int(4) Array ( [0] => SSH [1] => Squid [a] => SOCKS [2] => Proxy )
array_shift関数
mixed array_shift ( array &$array )
指定した配列の先頭から要素を取り除きます。
引数 &$array 先頭から要素を取り除く配列を指定します。 参照渡し(&が付いてる)なので、引数として渡した変数自体が変化します。 要素削除後、配列の文字列キーは維持されますが、数値キーは振り直されます。
返り値
配列の先頭から取り除かれた要素が返されます。
サンプルコード
指定した配列の先頭から要素を取り除くサンプルコードです。
array_shift( 配列 )
<?php /* 配列を定義 */ $b = array('Squid', 'a'=>'SOCKS', 'Proxy'); print_r($b); /* 配列の先頭に要素を追加 */ var_dump( array_shift($b) ); print_r($b); ?>
実行結果です。
配列の末尾から取り除かれた要素の値が返され、配列の末尾から要素が取り除かれます。
要素削除後、配列の文字列キーは維持されますが、数値キーは振り直されます。
Array ( [0] => Squid [a] => SOCKS [1] => Proxy ) string(5) "Squid" Array ( [a] => SOCKS [0] => Proxy )